奈良でコンビニ強盗、9万円とたばこ25箱奪う(読売新聞)

 7日午前4時頃、奈良市三条本町の「セブンイレブン奈良三条本町店」に男が押し入り、カウンター内にいた男性店員(20)に、刃渡り約20センチの包丁を突きつけ、「金を袋に入れて渡せ」などと脅した。

 男は店員がレジ袋に入れて差し出した売上金など約9万円とたばこ約25箱を奪い、走って逃げた。当時店内に客はおらず、別の店員1人が事務所にいたが、けがはなかった。

 奈良署は強盗事件で捜査。発表によると、男は20〜25歳、身長1メートル70〜1メートル75のやせ形。黒色のフード付きジャンパーにズボン姿で、眼鏡をかけていたという。

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2カ月の次男に重傷負わせ逮捕=「泣きやまず腹立った」−埼玉県警(時事通信)

 生後2カ月の次男の頭に重傷を負わせたとして、埼玉県警上尾署は2日、傷害容疑で、同県上尾市小敷谷、無職石川健一容疑者(39)を逮捕した。同署によると、「泣きやまないので腹が立った」と容疑を認めているという。
 逮捕容疑は昨年10月19日午後、同県上尾市の当時の自宅で次男に暴行を加え、頭の骨を折るなどの重傷を負わせた疑い。同署は、投げ落とすなどしてけがをさせたとみて、詳しく調べている。 

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クラクションに立腹、暴行死させた男を逮捕(産経新聞)

 クラクションを鳴らされたことに腹を立て、男性を暴行し死亡させたとして、京都府警伏見署は28日、傷害致死容疑で京都市南区東九条南河辺町、無職、大山利行容疑者(43)を逮捕、送検したと発表した。同署によると、「口論になって殴った」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、昨年9月25日午前7時50分ごろ、同市伏見区深草の交差点で、後続の乗用車に乗っていた同市南区の無職男性=当時(72)=にクラクションを鳴らされたことに腹を立て、車から出て男性に暴行し、10月9日に男性を死亡させたとしている。

 同署によると、大山容疑者は当時、解体業の作業員で、仕事先へ向かっていたといい、別の車に乗っていた同僚が止めに入ったが、大山容疑者は暴行後にそのまま立ち去ったという。

 同署が情報提供を求めるビラを配っていたところ、2月25日にこの同僚が男性の死亡を知り、大山容疑者と同署に連絡。26日になって、大山容疑者が出頭してきたという。

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「参院選は最終戦」 小沢氏、幹事長続投に意欲(産経新聞)

【小沢幹事長イン福島】

 民主党の小沢一郎幹事長は27日、福島市内で開かれた党所属議員の会合であいさつし、夏の参院選について「皆さんとお約束したことを断行していくためには大きな政治的な力が必要だ。参院選は国民の生活が第一の政治のための最終戦と位置づけている」と述べた。

 さらに自身が主導する参院選複数区での複数候補の擁立方針に対し、難色を示している府県連があることについて、「私は皆さんに憎まれているが、その方針で全国の候補者の擁立を図っている」と強調した。幹事長職続投とともに、民主党の単独過半数獲得に改めて強い意欲を示したものだ。

 小沢氏はそのうえで党所属の若手議員を紹介しつつ、「いずれ次の人たちにバトンを渡していかなければならない。若く有為な政治家を育て、彼らに次の世代を担っていただく。最後のご奉公としてそういう役割を努めていかなければならない」と語った。

 自らの資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件への言及や陳謝はなかった。

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雑記帳 「餅上げ力奉納」で新記録 京都・醍醐寺(毎日新聞)

 巨大な鏡餅を持ち上げた時間を競う「餅上げ力奉納」が23日、京都市伏見区の醍醐寺であり、大阪府守口市の大森久美子さん(33)が新記録で女子の部を初制覇した。

 無病息災を祈る「五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)」の行事で男性の鏡餅は150キロ、女性は90キロ。4回目出場の大森さんは昨年生まれたばかりの最高記録を5秒上回る8分41秒を出した。

 優勝賞品は紅白の鏡餅の上段。参拝客からバンクーバー冬季五輪を思わせる熱い声援を受けた大森さんは「私にとっては金メダル」と直径45センチの赤い餅を携えてニッコリ。【成田有佳】

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【自民党「苦悩」の現場】業界の支持団体 一枚岩 下野で変化(産経新聞)

 「私はぶれることなく頑張りたい。高階(たかがい)は新生自民党にとって頑張って努力できる人なので活用していただきたい」

 1月29日、都内のホテルで開かれた看護師らの集まりである日本看護連盟の新年会。会長の清水嘉与子(元環境庁長官)は今夏の参院選でも引き続き自民党支持で臨む考えを強調し、組織内候補である高階恵美子(46)の当選に向け出席者にげきを飛ばした。

 昨年の衆院選後、業界団体の「自民離れ」が加速しているなかでの決意表明だったが、来賓としてあいさつした元首相、森喜朗は少し寂しそうだった。

 「正直、ちょっと(参加者が)少ない気がする。ぜひ頑張ってほしいと思うのだが…」

 ◆容赦ない揺さぶり

 組織の大きい業界団体はこれまで政権与党だった自民党の参院選比例代表に候補を送り出してきた。団体が求める政策実現のための手段であり、自民党にとっては票を確実に計算できた。ところが、野党になった自民党には期待できない。

 このため、日本歯科医師連盟は自民党候補擁立の辞退を早々に決定し、今月19日の臨時評議員会で、民主党が擁立する歯科医出身者を支援することを決めた。自民党幹事長などを歴任した野中広務が会長を務める団体の政治組織である全国土地改良政治連盟も一度決めた自民党候補を今年になって撤回した。

 民主党の団体への揺さぶりも容赦ない。政府が昨年決定した診療報酬改定(本体)では医科の1・74%増に対し、歯科は2・09%増。医科が冷遇されたのは、日本医師連盟が参院選で自民党現職、西島英利(61)を擁立することが背景にあるとされている。

 看護師の団体とて例外でない。看護連盟の親組織にあたる社団法人・日本看護協会は民主党支持に傾いている。自民党政権下では看護政策を推進する公益法人として看護協会があり、目的達成に必要な政治活動を看護連盟が担ってきた。政権交代により、自民党政権時代は一枚岩だった両者の関係に変化が生じた。

 ◆「政策上逆効果に」

 昨年10月、診療報酬改定の基本方針を策定する社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の医療保険部会の委員から看護協会幹部が外された。11月の行政刷新会議の事業仕分けでは「新人看護職卒後研修」費が、自民党政権時代の概算要求で認められた約32億4500万円から半減された。

 看護協会は「民主党からの見えざるサイン」と受け取り、清水に高階の出馬を見合わせるよう求めたが、自民党参院議員でもあった清水は取り合わなかった。

 自民党が高階の公認を発表した昨年11月26日、看護協会は自民党公認の擁立を「支持できない」とする声明を出した。

 協会専務理事の菊池令子は「この時期にあえて野党からのみ出馬させるのは、看護政策上逆効果になりかねない」と頭を抱える。

 血液検査などを担う民間業者の全国組織・日本衛生検査所協会も同様だ。赤石清美(61)は日本理学療法士協会や日本放射線技師会など10団体で作る「医療技術者団体協議会」の代表として、自民党比例代表に初出馬する準備を進めている。しかし、各団体からの反応は「赤石の名を組織に周知徹底するが、推薦は勘弁してほしい」と厳しい。個々に全国の病院を訪ねても「表面的には自民党支持を避け、民主党の顔色をうかがっている」という。

 自民党総裁の谷垣禎一は参院選での支持団体の重要性を強調するも、団体の政治へのかかわり方についてこう「予測」する。

 「選挙の度に政権交代になれば、常に政権の側だと言うのは難しいところがある。政策で賛否を決めることになっていくだろう」=敬称略

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成田「団結小屋」撤去と土地明け渡し判決(読売新聞)

 成田空港用地内にある反対派の団結小屋「天神峰現地闘争本部」(千葉県成田市)を巡り、成田国際空港会社が三里塚芝山連合空港反対同盟北原派を相手取り、団結小屋の撤去と土地の明け渡しを求めた訴訟の判決が25日、千葉地裁であった。

 仲戸川隆人(なかとがわたかんど)裁判長は建物撤去と土地の明け渡しを反対同盟に命じた。ただ、空港会社が求めていた建物撤去の仮執行は認めなかった。

 団結小屋の影響で、B滑走路(2500メートル)西側にある誘導路は、「へ」の字形に曲がっている。空港会社は小屋を撤去し、誘導路改修に着手する計画だったが、仮執行宣言が得られず、見直しを迫られそうだ。

 団結小屋は鉄骨3階建て。反対派の活動を封じるために施行された「新東京国際空港の安全確保に関する緊急措置法」(成田新法)に基づき、1990年に封鎖され、立ち入り禁止となっているが、反対派には「成田闘争」の象徴とされてきた。

 空港会社は、取得した誘導路予定地の一部約113平方メートルを反対派が不当に占有しているとして、2004年に提訴した。裁判は反対派に土地の使用権があるかなどが争点となり、空港会社は「反対派による建物の登記は無効。土地を継続して使用する契約も旧地主とは結ばれていない」と主張。一方、反対派は「建物の登記は有効。旧地主と契約を結び、継続して土地を使用する権利がある」などと反論していた。

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 自民党は18日、夏の参院選比例代表に、昨年の衆院選で落選した小坂憲次元文部科学相(63)と佐藤ゆかり氏(48)を公認する方針を固めた。執行部は定年制に該当しない限り、一定の固定票を見込める「衆院落選組」を参院選の比例候補として、積極的に擁立する方針だ。
 大島理森幹事長は同日、党本部に両氏を呼び、公認の手続きに入ることを伝えた。参院側には衆院落選組のくら替えに慎重論もあったが、支持団体の離反が進む中、候補者確保にはやむを得ないと判断している。 

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偽りの果てに女性を殺害 別れさせ屋の「愛」(産経新聞)

 夫婦の離婚を工作する探偵会社の「別れさせ屋」だった男が、別れさせた女性とトラブルになり殺害したとして逮捕・起訴された事件の判決公判が来月、東京地裁で開かれる。殺人罪などに問われた元探偵会社社員、桑原武被告(31)は女性をだまして誘惑し、離婚させた上、素知らぬ顔で同棲(どうせい)を続けていたが、正体がばれると逆上するように女性に手をかけた。「愛していた」−。これまでの公判でこう主張してきた桑原被告。偽りの果てに女性を殺害した男が語る「愛」は、本当の愛だったのか。(菅原慎太郎)

 「愛しているということを証明するため…」

 今年1月26日の公判で、桑原被告は女性殺害前に自殺未遂を図ったことを明かし、ぼろぼろと泣いた。

 昨年4月、東京都中野区で同棲していた五十畑里恵(いそはた・りえ)さん=当時(32)=の首を絞めて殺害したとして殺人罪などで起訴されたが、公判では起訴内容を認める一方、里恵さんへの「愛」を強調した。

 検察側の冒頭陳述などによると、桑原被告と里恵さんが初めて出会ったのは平成19年。里恵さんの夫だった男性が、都内の探偵会社に離婚工作を依頼し、社員だった桑原被告は、「別れさせ屋」として里恵さんに近づいた。

 正体を隠して誘惑し、ホテルに連れ込み、仲間にその様子をビデオ撮影させるなどして、夫と別れさせることに成功。しかし、離婚工作が終わっても、一連の工作の真相や、自身に妻子がいることを隠したまま交際を続けた。昨年になって正体がばれ、別れを迫られたため、その首を絞めて殺害した。

 「里恵さんに感情が移ってしまって…」「ウソにウソを重ねたことを深く反省し、後悔しています」

 涙ながらにこう語った桑原被告。ウソがばれ、里恵さんを殺害した理由をこう説明した。

 「里恵さんに『ほかに男を作る』といわれ、感情を抑えきれず…」「妻子をバカにされ、感情を爆発させたんです」。偽りの露呈とともに愛情が失われることに耐えられなかった…。発言からはそんな姿が浮かび上がるが、一方で検察や被害者側の立証からは、違った一面も伺える。

 事件当時、里恵さんの顔を殴り、腕で首を絞めたとされた桑原被告は、里恵さんがぐったりしたのを見て、さらに室内にあったビニールのひもで首を絞めている

 「普通、ぐったりしたのを見れば、われに返る。さらにひもで首を絞めるなんて、愛している人のやることではない」

 被害者参加制度で公判に出廷している遺族の代理人弁護士は、こう指摘した。

 それだけではない。桑原被告は事件当時、探偵会社を解雇されて借金を背負っていた上、里恵さんの実家に資産があったことも知っていた。「おカネのことでいさかいがあったのではないか」。合田悦三裁判長もこう質問したが、桑原被告は否定するばかりだ。

 「言っていることはウソばかり。とても信頼できない」。ある日の公判後、里恵さんの母親、友子さんは怒りをあらわにした。

 男女関係を清算したい人から探偵会社などが料金を取って離別工作をする「別れさせ屋」ビジネスをめぐっては、法曹関係者や業界団体から「人の恋愛感情を“操る”ようなビジネスが許されるのか」という批判が出ている。ただ、法律上は明確な規制がなく、多くの探偵会社がビジネス展開しているのが実情だ。

 平成13年に同名のテレビドラマが放映され、一気に知名度がアップ。5〜6年ほど前から、多くの探偵会社で行われるようになった。経済評論家の荻原博子氏は「結婚も離婚も一昔前より軽い意識でするようになり、人生の選択肢の1つになっている。それに乗じてそういう恋愛ビジネスも盛んになる」と指摘する。

 探偵会社などによると、「別れさせ工作」の報酬は、数十万円から数百万円になる。有利な条件で離婚したい人や家庭内暴力に悩む人たちにとっては、弁護士や公的機関より安価で早い解決が図れ、頼りになることもあるという。

 ただ、トラブルも少なくない。国民生活センターや日本調査業協会には「料金を支払ったのに、別れ話が進まなかった」「追加料金を強要された」など、依頼者側の相談も寄せられており、協会も「公序良俗に反する」として自粛を促している。

 桑原被告の公判は今月8日、検察側が懲役17年を求刑して結審した。その際、死刑か無期懲役を求める遺族側の意向も示された。

 閉廷後、法廷から連れ出されていく桑原被告は、検察官席の後ろに座っていた里恵さんの父親、勉さんに「申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

 しかし、勉さんから帰ってきた言葉は「一生恨むぞ」だった。

 「偽りの愛」をビジネスにしていた男は、法廷でも愛を偽ったのか。それとも、殺意の底には、利己的とはいえ本当に愛があったのか。注目の判決は、3月9日午後1時半から言い渡される。

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